花好きな母のために日比谷花壇でお葬式をしてもらった話ーかかった費用と花壇

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葬式の予算は200万。小さく華やかに見送ってもらいたいとの意向でした。

生前の母はかねてより娘の私に「葬式はしめったいお花ではなくてピンクとか可愛い系もたくさん入れてね、明るく旅立ちたいよ」と言っていました。父を癌で18年前に亡くし、兄弟3人を一人で育ててくれた母は経済観念がしっかりとしていました。父の死後より詳細に毎日記していた家計簿はそれを物語っています。遺してくれた父の保険や年金などはしっかりと管理し、癌の疼痛治療で痛みをモルヒネで抑えながらも、銀行の口座をまとめたり、保険や年金の手続きがしやすいようエンディングノートに記載したりしてくれていたのでした。

葬儀の段取り

葬式の段取りもエンディングノートに記載してありました。父の葬式は1800名もの弔問のある大きな葬儀だったので、とても大変だったこともあり、自分の葬式は親族と本当に仲よかった友人だけを集め、こじんまりとしたいとのこと。火葬場は市営のところ、葬式は全て200万で済ますようにと指示されていました。実際、菩提寺には式と戒名で70万支払ったので200万からは出てしまいましたが、親戚や母の友人からも母らしい花で送り出せてよかったねと言ってもらえました

母の遺したエンディングノートについてはこちらのブログから

エンディングノート[相続]_2_不動産・葬式・手紙
母の残してくれたエンディングノートで形見分けや知人連絡に困らなかった 卵巣癌発覚からわずか3年ちょっとで逝去してしまった母が私たち兄妹に遺...

私が日比谷花壇のお葬式を選んだ理由-お花の質を重視したい-

日比谷花壇にした理由は事前に問い合わせた際に自由なアレンジをしてもらえそうだったことと予算の関係でした。私たちには女性の担当が一人つき、お通夜まで4日間ほど空いたのですがその間も毎日安置している母のドライアイスを交換しに来ていただき式の打ち合わせをさせてもらいました。携帯やメールでも時間を問わずすぐに折り返し返事をくれたのも好印象でした。見積もりから金額は大幅に変わることはなく、スムーズに式も終えたので、日比谷花壇のお葬式を手配してよかったなと思います。金額は以下の通りです。

日比谷花壇のお葬式の支払い金額

花祭壇でお願いした日比谷花壇のお葬式の迷彩です。

母が希望していた通り、葬式の祭壇はピンクや淡いブルーを入れてもらいました。また、受付には生前楽しんでいたガーデニングのフォトを掲載するとともに、その写真に見合ったお花をアレンジメントしてくれたのも嬉しい計らいです。返礼品は通常1種類だったのですが、3種類を選ばせたいと相談したらそのように手配をいただき、今治タオルやうどん、お茶の3種類をセットして、なんと満遍なくお持ち帰りいただきました。分けて良かったです。
お通夜は60名ほど告別式は30名ほどで小さく行いましたが、日頃から顔を合わせている人たちだけで、賑やかに送り出せたので、これで良かったなと思います。

母の遺影もとても好評でした。私たち夫婦はロイヤルパークホテル横浜で結婚式を挙げたのですが、その写真館でウエディング姿を撮る際に「私の遺影も撮ってもらお〜」と母は便乗して、ホテルの美容室でしっかりとメイクとヘアセットをしてもらい、お気に入りのよそ行きのワンピースで撮影に臨んでいたのです。フォトは癌の衰えを感じさせないふっくらとツヤのいい色に仕上げてもらい、本当に綺麗でした。母の友人たちは「あの子らしいよ、用意周到だったものね。私もそうしておこうかな」と好評をいただいていたのでした本当に母らしいです。

お葬式その後、兄たちと私で遺産相続をしました。記事はこちら↓から

自分で遺産分割協議書を作った
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