自分で遺産分割協議書を作った

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遺産相続や不動産移転登記なども自分でやってみた

母が去年に亡くなりました。父も随分昔に他界しているので、遺産相続は兄弟3人です。30代にして頼れる両親がいなくなってしまいました。葬式も兄弟で協力し、やっとこさ納骨までに至りました。

近い身内の死は「悲しんでいる暇はない」とよく言われますが…。

確かに死去直後は葬式の段取りや弔問のもてなしなど、そして遺産や相続などなど、頭をフル回転させなければ回らない日々が続きます。

長男・次男は多忙ということで、平日に動ける末っ子長女の自分が、母親の遺産や保険について管理することになりました。

遺産に関して…。銀行の凍結があると本当に厄介なので、当面の本人に係る引き落とし(カードや光熱費、医療費等)がひと段落した3ヶ月後くらいに銀行に出向きました。

母の所有財産は横浜銀行とみずほ銀行だったのですが、横浜銀行は遺産分割協議書と母の除票、兄弟の印鑑証明書、私の身分証明書など、財産の相続に必要な書類が揃っていたので、来店日にすんなり相続手続きを済ますことができました。

みずほは同じものを揃えた結果…、返されました。遺産分割協議書には「相続するもの全ての申請を長女(私)に委任する」と書かれていたのに、さらに付け加えて、みずほ独自の協議書に兄弟の直筆サインと実印が必要になっていたのでした。

ちなみにネットや書籍の文例にあるように、遺産分割協議書に細かく財産金額を書かなくても金融機関は何も申し立ててきませんでした。私たちの場合は不動産と車だけ長男が相続し、金融に関しては、まずは私が管理して後に兄弟で3分割しようということになったので、遺産分割協議書には「新たに被相続人の遺産が確認または発見された場合は改めて相続人間で協議、分割を行うものとする。 また、その場合、遺産の残高証明及び受領を 私の住所 私の名前 に委任する」と記しました。

兄弟間で後で揉め事などが起きたら大変なので、その場合は金融の情報はきちんと書いておいた方が良いかもしれません。ケースバイケースなのでしょうか。

横浜銀行、みずほ銀行も共に来店から1〜2週間ほどで相続手続きを終えることができました。

遺産分割協議書のルール

遺産分割協議書が絶対に必要な時は不動産の登記移転や車の所有者移転です。他には今回のように3人が相続の対象だが忙しいので長女の私だけ金融機関に出向きたい時に手続きが簡略化できるのでオススメです。書いてある内容が大丈夫か知りたい場合、簡単に無料で確認ができます。自分の住まいにある法務局で「遺産分割協議書を作ったので添削してください」と制作した遺産分割協議書と他の書類(登記簿や除票、印鑑証明書、相続人の住民票や戸籍等)を持っていけば、「この住所は戸籍と違いますから訂正してください」とか「ここに日付が必要です」とか教えてくれます。

特に注意事項といえば…、

被相続人住所・氏名や相続人住所・氏名は住民票通り正確に書くこと

マイナンバーは記載しないこと

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