230万の別荘を贈与税をかけずに叔母から譲渡してもらいました

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基礎控除をうまく利用して別荘譲渡にかかる贈与税をなくしました

土地代込み230万円の別荘を贈与税なし叔母から譲り受けたお話です。

結論から言うと、パパさんだけへの譲渡ではなく、同一世帯のママ・子どもを含め3人で譲渡されることになると各自の基礎控除(110万円まで贈与税支払いなし)が使えて贈与税を払わなくて良いという制度を利用しました。

登記も自分たちで行ったので、司法書士さんに頼まず自分たちで法務局に申請をしました。ご参考までに コスト削減にもなるし不動産のお勉強にもなります♩

叔母から別荘を譲り受けたワケ

義父母や叔母たちはバブリーな時代に静岡に別荘を建てていました。
すでに何十年も経っているので老朽化が進んでいるので、叔母の子供たちは「そんな負の遺産はいらない」とのこと。伊豆の赤沢にある海が見える約1000㎡もの土地の山荘なのですが、都内に住んでいる叔母の子供たちは管理をしたくないそうで、義母から私たち夫婦に相談を受けました。

「叔母が大切にしてきた別荘だし、ただでいいからもらってくれっていうのよ。うちがもらいたいんだけど、いい?」と。
ただ、義父母もすでに高齢なので、義父母に譲渡されてしまうと、相続の際いろいろ面倒だから…。
というわけで、我が家が叔母から伊豆の別荘を譲渡してもらうことになりました。

何でも自分たちでやっちゃう我が家。叔母から譲渡された別荘の登記も自分たちでやってみようということになりました。

叔母も高齢で都内に住んでいるので私たちに任せるわとのことでした。そして資料は登記簿のみ…。
まずは別荘評価額を調べました。

譲渡される別荘の評価額を調べた

別荘は約1000㎡の土地で鉄筋コンクリート100㎡の2階建の居宅です。
所有しているのは伊豆の赤沢なので伊東市役所のWEBから評価証明の交付をダウンロードしました。
これを取得することにより、叔母の別荘の土地と建物の基本的な価格を知ることができます。

評価証明に必要なもの

1.固定資産課税台帳登録事項等証明書の交付申請書(パパさんが書きました)

2.手数料分の定額小為替証書(1名義あたり1筆300円)※無記名のまま同封

3.申請者の本人確認書類のコピー(マイナンバーにしました)

4.返信用封筒(宛先記入・切手貼付したもの)

5.所有者(叔母)の署名・捺印がある「委任状」(叔母が書きました)
評価額証明書

委任状(評価額証明書)

1週間ほどで我が家に「固定資産税(補充)台帳登録事項等証明書」が届きました。

評価額は230万円。パパだけだと贈与税の対象になってしまうので節税してみた

地目または家屋種類のところに「居宅」「山林」と書かれ、居宅は約160万、山林(土地)は約70万円と書かれおり、合わせると約230万ということになります。

そこで230万円の別荘を叔母からパパさんへ譲渡してもらう贈与税がかかってしまうので、叔母から家族3人へ譲渡してもらうことにして贈与税を0円にすることができました。
(基礎控除を引いて200万円以下の贈与なら10%贈与税がかかるのでパパさんだけで別荘をもらうと12万円の贈与税がかかります)
幸いにもその年は誰からも金銭の贈与がなかったので、子どもも含め、ウチの家族3人別荘を譲渡してもらうことにより3人分の基礎控除が使え、230万円の別荘の譲渡を受けても贈与税は発生しないことになります。
子どもが未成年のため登記が少しだけ面倒でしたが、12万円の節税になったのでその労力は惜しみません。

長くなるので次に登記(譲渡による所有権移転)についての記事を書きます。

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